週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

パソナG、新型コロナ対策として「リスクヘッジオフィス」を提供へ

2020.03.16 11:47

 パソナグループ(東京都千代田区)は、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、新型肺炎対策本部を1月31日に設置していた。3月2日からは本部機能を一時的に分散して維持継続する「リスクヘッジオフィス」を順次開設する。3月3日には東京・八重洲に新たな「リスクヘッジオフィス・八重洲」を開設し、3フロア・約500坪の広さで、同社の本部機能を担う約100名の従業員が一定間隔をあけて就業できるようにした。
 さらに、本部機能の分散を検討する外部企業向けにリスクヘッジオフィスを提供する『リスクヘッジオフィス提供サービス』を3月6日からスタート。第一弾のリスクヘッジオフィスを東京都港区の「東京タワーメディアセンター内オフィス」として開設した。
 「東京タワーメディアセンター内オフィス」では、Aタイプとして広さ47・08㎡・就業可能人数8~10名、Bタイプとして広さ124・02㎡、就業可能人数30~40名を設け、一定間隔をあけて就業できるようにした。最大60名まで就業可能。
 一坪9800円で敷金・礼金不要。インターネット使用料・清掃・水道・光熱費も含まれ、東京タワー内のレストラン「タワーズダイナー」が10%割引になる特典もつく。利用時間は平日10時00分~19時00分、土日・祝日は休業となる。  健康に留意しながら安心して就業できる環境づくりは緊急のテーマであり、様々な取り組みが待たれている。




週刊不動産経営編集部  YouTube