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「武蔵小金井駅南口第2地区再開発」の商業施設「SOCOLA武蔵小金井クロス」6月19日オープン
2020.04.06 16:42
野村不動産(東京都新宿区)および「武蔵小金井駅南口第2地区市街地再開発組合」が推進中の「武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業」における商業施設「SOCOLA武蔵小金井クロス」が、6月19日にグランドオープンする。
同事業は、地上26階建てと24階建てのツインタワーからなる総戸数716戸の分譲マンション「プラウドタワー武蔵小金井クロス」を中心に、食品、ファッション、カフェなどの専門店構成の商業機能、郵便局、クリニックモールなどの多彩な生活利便機能を併設する「都市型コンパクトタウン」の大規模複合再開発。
建物は敷地面積1万4180㎡、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造で、「ウエスト」が26階、「イースト」は24階地下2階。うち商業施設は専有面積1万1309㎡、地上4階地下1階部分を占め、店舗数は49を予定している。
商業施設は同開発における賑わいの核として位置付けられており、地域密着型ショッピングセンターとして計画している。地域住民に「利便性」、「快適性」、「安心・安全」の暮らしを提供する施設を目指す。
1階食品ゾーンは、地域に求められていた「専門店」で構成した。九州発の食品スーパー「Foodway」内に青果、鮮魚、精肉の専門店を誘致し、中央線沿線で親しまれている高品質グローサリーストア「Daily Table KINOKUNIYA」、冷凍食品専門店「Picard」を誘致することで、施設全体の集客の核とする。
2階にメンズ・レディース・キッズを扱う大型カジュアルファッション「H&M」、3階に家電量販店「ノジマ」など大型の専門店を誘致することで、より多様なニーズに対応する。
来館者が集える広場空間として、1階に「クロスコート」、4階屋上には「クロスガーデン」を設置し、地域の憩いの場となるような施設を目指す。クロスコートは、駅前広場との連携を含め、集客イベント、地域連携イベントなどでの利用も想定。4階クロスガーデンには、子育て支援機能として、アフタースクール「Miracle Labo」を誘致し、子育て世代や学生を中心に地域住民が武蔵小金井の自然を感じられる空間を創出する。