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3Dカメラで人手を分析 店舗などの「密集」防ぐ
2020.05.11 16:26
ローカライズ(東京都渋谷区)は先月20日、新型コロナウイルス感染症に対応するソリューション、「Locarise TRAFFIC」の新機能「SIGNAL」の提供を開始した。
同サービスは店舗出入口に設置した来店分析カメラにより来店客数をリアルタイムでカウントしながら、店舗内の混雑状況のモニタリング、密接リスクをタブレットやデジタルサイネージに自動で表示するもの。
3Dセンサーカメラは視認率99%で世界最高水準の高精度。店舗出入口の天井に設置してディスプレイと連携するだけで、正確な来店状況をリアルタイムに表示することができる。また、映像解析によって人の集まっている場所のヒートマップ表示、長時間同じ場所にいる(待たされている)顧客の表示色変更、顧客の動きを記録するゾーン指定等が可能。インターネット回線があれば簡単に設置・利用でき、端末内で解析を行うため、プライバシーに配慮し画像データは保存せず即時破棄することも可能となっている。
計測した来店客数は、密度によって緑・黄・赤色で表示される。注意(黄色)と規制(赤色)の表示人数設定をパソコンやタブレット画面上でカスタマイズすることが可能。カウントされた来店客数を表示すると同時に、規制したい人数に達した場合はアラートをディスプレイで表示することで、来店客の行動変化を促す。この場合アラートは店舗運営者にも通知される。ディスプレイ画面の言語は日本語・英語・フランス語に対応し、来店客への告知メッセージをカスタマイズ表示することもできる。