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GLMとスターアジアが協業 不動産ファンド・AM事業に参入
2020.06.08 16:36
投資用不動産を扱うグローバル・リンク・マネジメント(GLM、東京都渋谷区)は、日本の不動産関連資産を主な投資対象とする独立系投資運用グループであるスターアジアグループ(東京都港区)と協業し、不動産ファンド事業およびアセットマネジメント事業に参入することを決定した。
GLMは不動産ファンド事業において、7500億円以上の投資(3月末日時点)実績と卓越した運営ノウハウを持つスターアジアと協業することで、事業拡大ならびに安定した収益基盤の確立を目指す。今回のファンド(SAアルテシモレジデンシャル1.投資事業有限責任組合(仮称))設立を機に、出口戦略の多様化と安定収益基盤の多様化を推進。当初、2023年~2025年に計画していたファンド組成を前倒しで実現する。さらに、GLMのオリジナルマンションブランド「アルテシモ」シリーズの特徴である、「3チカ(都心からチカい、駅からチカい、高い地価(チカ))」物件をファンドに供給。長期的に安定した投資機会を投資家に提供し、運用の安定性に貢献する。
一方、不動産ファンドの運営管理を行うアセットマネジメント事業においては、アセットマネジメント・プロパティマネジメント等に係る安定的な手数料収入の獲得を図る。また、このような収益用不動産開発の出口としての回転型ビジネスと、安定的なキャッシュフローを生む資産保有型ビジネスにバランスよく取り組み、さらなる成長と事業領域の拡大に努めていく。
GLMはスターアジアとの合弁によるアセットマネジメント会社を設立。金融商品取引業の登録完了後に速やかに事業を開始し、2022年末までに運用資産総額600億円を目指す。