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JR横浜タワーに会員制ワークスペース「ステーションスイッチ」オープン

2020.06.15 16:54

 ジェイアール東日本ビルディング(東京都渋谷区)は6月24日、JR「横浜」駅直結の「JR横浜タワー」12~13階に、会員制ワークスペース「STATION SWITCH(ステーションスイッチ)」を開業すると発表した。
 昨今、働く場所や時間が多様化しテレワークやサテライトオフィスの利用も活発化。働く人と企業の関係が変化を続けるなか、個人も組織も新しい「働き方」を見出す時代が来ると判断した。「ステーションスイッチ」は会員を20歳以上に限定し、法人や個人事業主のビジネス利用はもちろん、休日もオープンするため勉強や趣味などプライベートでの利用も可能。ソロワークに適したブース席や快適なオープンな空間を用意し、ビジネスとプライベート、それぞれのシーンに合わせて利用できる「WORK/STUDY/IDEA/RELAX」の4つの使い方を提案する。
 内装デザインにおける12階の空間テーマは「開放」。天井高3・7mのオープンな空間に、約85席のワークスペースと3室の会議室を用意した。12階では軽食も可能で、会員同士の会話も楽しむことができる。
 一方、13階の空間テーマは「集中」。仕事や勉強に没頭できるよう、ブース席を中心に約100席のワークスペースと9室の貸室(7~15人用)、会議室を4室用意した。仕事や勉強に集中するため、私語は慎みながら利用し、ドリンクのみ可となる。
 パソコンや書籍等の保管に便利なロッカー、電源、インターネット回線サービス(Wi-Fi)、郵便物の受け取りが可能なメールボックス、プライバシーに配慮したフォンブース等(一部有料)も整備し、自宅や職場から離れても快適に過ごせる環境を整えている。




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