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阪急阪神不動産と三菱地所の「(仮称)彩都もえぎ物流施設計画」 来春の竣工を目指し着工

2020.07.13 17:02

 阪急阪神不動産(大阪市北区)と三菱地所(東京都千代田区)は9日、大阪府茨木市で共同で推進してきた大規模物流施設開発「(仮称)彩都もえぎ物流施設計画」について、2021年春の竣工を目指して着工するとともに、新たに建設する2棟の建物に入居する企業が内定したと発表した。
 計画は2棟の物流倉庫を建設・運営するもの。今年2月に着工した「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都(A棟)」は敷地面積5万1030㎡、延床面積11万6000㎡、地上5階建て、ダブルランプウェイを擁するマルチテナント型物流施設。一方の「ロジスタ・ロジクロス茨木彩都(B棟)」は5月に着工。敷地面積1万5892㎡、延床面積3万1000㎡、地上4階建ての、ボックスタイプのマルチテナント型物流施設だ。竣工は、A棟が2021年5月、B棟が同4月の予定。
 A棟には三井倉庫ロジスティクス(東京都中央区)が、B棟にはロンコ・ジャパン(大阪市東成区)が、それぞれ施設1棟を一括で借り上げることで既に内定している。
 開発地は名神高速道路「茨木IC」まで約2・5km、新名神高速道路「茨木千提寺IC」まで約6・5km、名神高速道路・中国自動車道・近畿自動車道の結節点「吹田JCT」まで約5・2kmの地点に立地。国道171号などの主要幹線道路にも近く、京阪神エリアのみならず西日本を幅広くカバーできるロケーションに位置する。




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