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「東急ステイ」など系列ホテルでワーケーションプランを開始

2020.08.03 15:49

 東急不動産と東急リゾーツ&ステイ(東京都渋谷区)は7月28日、東急不動産グループが運営する全国複数のホテルで、「ワーケーション」プランを横断的に開始すると発表した。
 「旧軽井沢 KIKYOキュリオ・コレクション byヒルトン」と「ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄」では、様々な特典がついたワーケーションプランを用意。プリンターなどのOA機器や会議室の無料利用も可能だ。また浜名湖や鬼怒川の「ホテル ハーヴェスト」では、リゾート地での会議や研修をパッケージとした宿泊プランの提供を開始している。
 「東急ステイ」では日中に客室を利用する「デイユース」プランを販売。都内店舗の一部と札幌大通店・大阪本町店では、ベッドを設置せずより執務に集中できる環境を整えた「プライベートテレワークルーム」も用意した。こうしたプランにより、「宿泊を伴わない新たなホテル利用」の形を提案する。
 テレワークが一段と浸透するなど、働き方への意識が大きく変化している。同社グループでは「ワーケーション」プランを充実させることでオンとオフを組み合わせた新しい『働き方』を提案し、この流れを後押ししていく考えだ。




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