週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

旧東海道の名残ある北品川にコワーキング＆レンタルスペース「Ray Terrace」オープン

2020.08.31 14:54

　マクリンズ（東京都品川区）は、２４日にコワーキングスペース「Ｒａｙ　Ｔｅｒｒａｃｅ（レイテラス）」をオープンした。
　同スペースが立地するのは、ビジネス拠点の中心地である品川区域でありながら昔ながらのレトロな商店が立ち並ぶ地域。品川エリアという言葉からイメージされるタワーオフィスではなく、旧東海道など下町情緒あふれる街だ。
　総面積９０㎡の温かみのある同スペースは、ふらっと立ち寄って仕事をし、商店街で寄り道をして帰れるようなカジュアルな空間を目指している。２階のコワーキングスペースと３階のレンタルスペース＆貸し会議室に分かれている。芝生風の床などグリーンを基調とし、観葉植物など、緑の多い「落ち着いた空間」に仕上げている。
　２階にはカフェスペースとコワーキングスペースが備えられている。コワーキングスペースは最大１０名分の席が用意されている。各席間はパーテーションで仕切られ、飛沫防止とプライバシーに配慮している。また、全席に電源完備、Ｗｉ-Ｆｉ接続可能。奥には簡易的な防音室があり、オンライン会議や電話、談笑するスペースとなっている。
　カフェスペースにはカプセルタイプのコーヒーマシンが設置されている。利用者は好きなカプセルを選び、コーヒーでリラックスすることができる。
　３階には貸会議室とレンタルスペースを備える。貸し会議室は４～８名まで利用でき、ミーティングや動画撮影、レッスンや面接に活用できる。
　レンタルスペースは１２名程度まで利用でき、備え付けのプロジェクターを壁に投影してミニ会議も可能。ロースタイルに変更し、座布団を活用すれば、１０数名でのセミナーや女子会、座談会、ボードゲームにも利用できる。貸し会議室とレンタルスペースを合わせて貸し切ることも可能。