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<セミナー情報>ロングライフビル推進協会 実務レベルに適したCAFMを体感できる説明会

2012.09.03 17:56

 建築物の長寿命化を推進する公益社団法人ロングライフビル推進協会(東京都港区)は、会員企業が開発した新素材・新技術等を広く周知させる目的で説明会を開催している。今年9月14日に、東京都港区浜松町に位置する同協会の会議室にて、東急建設が開発した施設管理システム「FMoT―DB(エフモットデービー)管理システム」の説明会を開催する。
 同システムを含めて、施設や設備の維持保全を目的にした施設管理システム(CAFM)は様々な製品が存在するが、安価で簡素なシステムでは対応できない業務が多い一方、高度なシステムは使いこなすのが難しく、業務自体も複雑化するといった欠点が見られた。そうした「身の丈にあった」システムを要求するユーザーの声に応えて、東急建設は「ローコストで扱いやすく、汎用性に優れた」システムを開発するに至る。
 従来型システムが抱えていた問題点を解決した同システムの特徴はこうだ。まず、多数のユーザーに親しまれているマイクロソフトの「エクセル」を活用したため、操作が非常に簡単かつ、施設の変化や管理手法を改善した場合でもユーザー側で即時追随が可能になった。また、情報の出し入れや外部連携が自在で、将来の可読性を保証。労力コストを勘案した場合の費用対効果が高く、数年で回収可能な投資となるのも魅力である。
 説明会では、同システムの特徴と利便性をより詳細に紹介する予定。机上の空論ではなく、実務レベルに適したCAFMを体感できる絶好の機会となるはずだ。




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