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「うめきた2期開発事業」 国交省「優良な民間都市再生事業計画」に認定
2020.09.23 14:09
国土交通大臣は15日、「(仮称)うめきた2期開発事業」を「優良な民間都市再生事業計画」に認定した。これにより、金融支援や税制上の特例措置等の支援が受けらる。
国交省では同事業を、「『みどり』と『イノベーション』の融合拠点を実現するため、西日本最大のターミナル駅である『大阪』駅前にふさわしい都市空間の形成や大規模な都市公園の整備、国際水準の都市機能集積やイノベーション創出拠点の整備を行う」と位置づけ、「関西ひいては我が国を牽引する都市再生の推進」を目的に掲げる。
また世界中から投資・人材を引き寄せ関西の成長を牽引する拠点を形成するため、業務、商業、居住、宿泊、MICE施設含む等の高次都市機能を整備。JR「大阪」駅や先行開発区域などの周辺街区との回遊性を高める立体多目的通路や地下通路を整備するほか、周辺施設からのアクセスの向上を図る。
申請事業者は、三菱地所(東京都千代田区)、大阪ガス都市開発(大阪市中央区)、オリックス不動産(東京都港区)、関電不動産開発(大阪市北区)、積水ハウス(大阪市北区)、竹中工務店(大阪市中央区)、阪急電鉄(大阪市北区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、うめきた開発特定目的会社(東京都千代田区)。
開発地は「大阪」駅北の9万1572㎡。事務所・ホテル・店舗・共同住宅などの18物件を開発する。事業施行期間は本年12月1日~2028年3月31日を予定している。