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阪神阪急不動産 室内壁面に制菌施工サービス 壁や天井に溶剤噴霧 効果が長期間持続

2020.10.19 11:11

 阪急阪神不動産(大阪市北区)は12日、リフォーム事業「阪急阪神のリフォーム」において、阪神園芸(兵庫県西宮市)が取り扱う「デオファクターカーサ」を使用し、室内の壁面等の制菌施工を始めると発表した。
 「デオファクターカーサ」は、高濃度天然ミネラル(鉄、カリウム、アルミニウム、チタン、ゼオライト等)を主成分とした無色・無臭・透明の液剤。そのため、どんなところでも吹付可能という。壁や天井に吹付施工をするだけで昼夜を問わずにウイルスや有害菌を減少させ、かつ臭いを吸着分解する消臭効果が得られる。一度の施工で長期間効果が持続し、ランニングコストがかからない点もメリットだ。
 在宅勤務の急速な浸透などにより自宅で過ごす時間が増え、より快適に暮らせる住まいにしたいというリフォームニーズが増加。加えて、コロナ禍においてクリーンな室内環境に対する関心も高まっている。「阪急阪神のリフォーム」では、変化する顧客ニーズに迅速に応えることで、引き続き安心・快適な住まいを実現するソリューションサービスを提供していく考えだ。




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