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三菱地所　ロンドンで2件目の賃貸住宅　25階ツインタワー「Morello」開発に参画

2020.10.12 14:22

　三菱地所（東京都千代田区）は、子会社である三菱地所ロンドン（Ｍｉｔｓｕｂｉｓｈｉ　Ｅｓｔａｔｅ　Ｌｏｎｄｏｎ　Ｌｉｍｉｔｅｄ）を通じてロンドン・クロイドン区の賃貸住宅開発事業「Ｍｏｒｅｌｌｏ」に参画した。竣工は２０２３年の予定。
　同事業は２０１９年７月に参画した「Ｎｉｎｅ　Ｅｌｍｓ　Ｐａｒｋ」に続き、ロンドンでの賃貸住宅開発事業第２号案件。いずれも同グループの欧州における投資マネジメント事業を展開する「Ｅｕｒｏｐａ　Ｃａｐｉｔａｌ」との協業となる。
　同事業は地上２５階建て・総戸数３３８戸の賃貸住宅のツインタワー開発計画で、５５～８０㎡台の１～２ベッドルームが中心。ロンドンの中でも若年層の人口が多く、賃貸住宅に対する需要が見込める南部のクロイドン区に位置。ロンドン市郊外の主要駅の一つ「Ｅａｓｔ　Ｃｒｏｙｄｏｎ」駅に新設予定の改札口と接続橋で直結する好アクセスも魅力だ。また同駅周辺は再開発エリアで、将来的には更なる賑わいと高い生活利便性が見込まれている。
　英国では持ち家比率が高く、賃貸専用住宅市場が他のグローバル都市と比較して小さい。そのため、今後市場拡大の余地があると考えられている。同グループでは今回の参画を欧州における総合力を生かす機会と捉え、英国での高い賃貸住宅需要を取り込むことで欧州における投資領域の拡大を図る。