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サンケイビル 賃貸レジへのビジネスラウンジの設置を加速 新築に加え既築物件にも順次設置へ
2020.10.19 11:17
サンケイビル(東京都千代田区)が、賃貸マンションにビジネスラウンジを設置する動きを加速させている。
同社は賃貸レジデンスブランド「LEFOND PROGRPROGREES(ルフォンプログレ)」シリーズにおいて、在宅勤務(リモートワーク)に利用できるビジネスラウンジを設置しているが、今回、新築物件だけでなく稼働中物件である「ルフォンプログレ滝野川」においてもエントランスホールのリニューアル工事を実施し、ビジネスラウンジを設置した。
都営三田線「西巣鴨」駅から徒歩5分に立地する「ルフォンプログレ滝野川」は鉄筋コンクリート造地上13階、総戸数103戸で、専有面積は25~55㎡。1Kと2LDKで構成された、単身者やDINKS向けの賃貸マンションだ。
エントランスホールのリニューアルによって設けられたビジネスラウンジは入居者専用で、仕事や勉強等に打ち込める空間となっている。開放感ある広々とした大型テーブル、隣席との仕切りがあり集中しやすいカウンターテーブル、リラックスした空間のソファー席で構成。電源コンセント付きのテーブル、フリーWi―Fi、空調、照明、さらに自動販売機を設置することで快適なラウンジ環境を整備した。
運用面では衛生環境にも配慮し、消毒液による日常清掃実施に加え、テーブル中央にはアクリルパネルが設置されている。
「プログレ」シリーズは、都心に住むシングルやDINKSの、進化し続けるライフスタイルに応える賃貸レジデンス。「ルフォンプログレ」は、立地にこだわる賃貸ブランドとして2013年にスタート。38棟、2572戸を超える規模にまで拡大している。
同社は今後もひとつひとつ丁寧な物件開発に取り組むとともに、今後のシリーズ物件においてもビジネスラウンジを導入。働き方改革や新しい生活様式に応えられる賃貸レジデンスを開発していく方針だ。