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防災・防犯に適した合わせガラス
2020.10.19 11:12
日本板硝子(東京都港区)は、防災防犯ガラス「ラミペーンシェルターTM」を発売した。同製品は、2枚の板ガラスの間に60mil(約1・5mm)以上の中間膜をはさんだ合わせガラス。耐貫通性能と飛散防止性能に優れている。
年々、深刻化していく自然災害。強風による飛来物が窓ガラス等の河口部に衝突すると、窓ガラスが破損し脱落する。ガラスの破片は鋭利なため、重大な怪我に繋がる危険性も高い。また、窓ガラスが破損して穴が開くと建物の中に強風が入ってくる。室内のものが破損するだけでなく、最悪の場合、屋根が飛ぶなどの建物の倒壊に繋がる恐れもある。オフィスやマンションにおいても、窓ガラスが凶器となることを忘れてはならない。
同製品は、屋根瓦の破片相当以上の飛来物の衝突に対する安全性と防犯性能に優れており、ベターリビング(優良住宅部品<BL部品>の評定機関)が制定する「防災安全合わせガラス」の認定を取得した。併せて、板硝子協会が定義する「防災安全合わせガラス」の対象製品にもなっている。飛来物によりガラスが破損しても、中間膜が貫通を防止。さらに、飛散防止性能により大きなガラス片が飛び散ることを防ぐことができる。
同社は建築用・自動車用ガラスおよび高機能ガラス製品の主要メーカーとして、今後も安全な空間作りに貢献する商品の開発に力を入れていくとしている。