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清澄通り沿いに約720戸のタワマン計画「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」始動へ
2020.11.09 14:54
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)、野村不動産(東京都新宿区)、大成建設(東京都新宿区)の3社は、東京都中央区月島三丁目南地区にて権利者と推進している「月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業」の市街地再開発組合設立について、今月5日に東京都の認可を受けたと発表した。
月島三丁目南地区は、東京メトロ有楽町線「月島」駅と、都営大江戸線「勝どき」駅の間に位置し、清澄通りに面した約1haの区域。約720戸の共同住宅をはじめ、建物低層部には商業施設を配置し、通り沿いの賑わいを創出するほか、子育て支援施設や約1500㎡の広場などを一体で開発する。
今般の再開発事業により、細分化した土地を集約し不燃性・耐震性の高い建物を整備するとともに、道路の一部拡幅や地域住民が避難できる広場の整備に加え、災害時には帰宅困難者の一時滞在施設として建物を一部開放するなど、地域の防災性も高める。
計画では2022年度に着工し、2026年度の竣工を目指すとしている。