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共用部清掃、目視点検などの軽作業を地域住民に依頼できるマッチングアプリ

2020.11.16 14:49

12月のリリースに向けRsmileが資金調達
 Rsmile(東京都中央区)は、ジモティー(東京都品川区)およびF Ventures(福岡市博多区)を引受先とした第三者割当増資により、シードラウンド(創業期)の資金調達を実施した。
 資金調達はRsmileの「不動産業界の課題を解決したい」という理念に共感したジモティーおよびF Venturesより出資された。
 Rsmileは「不動産の軽作業」と「地域住民のスキマ時間」のマッチングアプリ「COSOJI(こそーじ)」を12月にリリースする予定。アプリは一種のマッチング機能を持ち、不動産に関する軽作業(共用部清掃、目視点検、草むしりなど)を依頼したい人と、物件が立地する地域に住む空き時間のある人を結ぶ。軽作業を、スマホひとつで民地域住民に依頼することができる。アパート、マンション、戸建住居などの賃貸物件オーナーや、不動産管理会社、清掃会社など、不動産に関わる法人・個人であれば誰でも利用できる。今回の資金調達により、開発体制の強化、人員拡大および認知向上のためのマーケティング活動等を積極的に実施する。
 不動産オーナーや管理会社などの依頼者は、不動産に関する軽作業を必要な作業量のみ地域住民へ発注できるため、移動コストの削減などにより従来と比較して価格を抑えることができる。働き手は、ライフスタイルに合わせてスキマ時間に好きな時だけ働くことができるため、双方にメリットがある。
 使い勝手にも配慮した。依頼者は、スマホから建物の情報を入力するだけで仕事を依頼することができる。一方の働き手は、スマホの案内に従うだけで仕事を完了させることができる。報告方法は仕事の前後を撮影して写真報告するだけ。誰にも会わずにできる仕事も多くあり、コロナ禍においても心配なく働くことができる。
 依頼者には写真付き報告がリアルタイムで提供される。写真報告がなく1カ月遅れの紙報告(または報告すらされない)が常識化している現状と比較して、高品質&タイムリーな報告により不動産の「今」を把握できる。また、データはクラウド上で管理されるため、いつでも確認することが可能。
 Rsmileは今年5月に設立。「不動産業務の再定義により、新たな取引を」をミッションに、課題を解決するべく活動中。




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