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組立て型の「EZDOME HOUSE」独立したワーキングスペースとして提案

2020.11.24 11:05

 TCL(愛知県愛知郡、ティーシーエル)は、テレワークや勤務場所の多様性が求められる中、DIYで組み立てられる「EZDOME HOUSE(イージードームハウス)」の新しい可能性を提案している。
 「EZDOME HOUSE」は、移設・組み立てが簡単なDIYプレハブ工法ハウス。車2台分弱のスペースがあれば室内でも屋外でも設置可能で、独立した部屋として使用することができる。組み立ての際も専門施工業者は不要。簡単な工具があれば、成人男性2人の場合90分ほどで完成する。庭や屋内にも設置可能のため、手軽に仕事部屋として活用可能。オンライン会議や打ち合わせ時にも、プライベート空間となる。
 一方で同ハウスは、医療機関における「発熱外来室・臨時待機室」として全国で導入・活用が進んでいる。医療機関への設置は、厚労省交付金の対象となり、問い合わせが増えている状況だという。
 その他、イベントにおけるインフォメーションブースとして、また、グランピング施設などに応用され、その利用範囲は急速に拡大。同社では、今の時代の多角的なニーズにマッチする商品として提案活動を強化中だ。




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