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東急　「池上」駅直結の「エトモ池上」　全26店舗の顔ぶれが明らかに

2020.12.07 15:33

　東急（東京都渋谷区）は２日、２０２１年３月下旬に開業予定の池上線「池上」駅直結の商業施設「エトモ池上」に出店する全２６店舗を決定したと発表した。
　駅舎と商業テナントで構成される同施設は鉄骨造地上５階、敷地面積３４９０㎡、延床面積９５２６㎡、店舗面積４９７６㎡。「エトモ」は東急線駅構内や駅近隣に展開する商業施設ブランド。「駅と、もっと　街と、もっと」をキャッチコピーに駅ごとの特色にあわせた店舗が出店しており、東急では「駅と街をつなぐ新たなコミュニティ型商業施設」と位置づけている。現在１２施設を営業しており、「エトモ池上」は池上線沿線初、「エトモ」としては１３番目となる。
　２階改札外自由通路「池上仲見世」の両側には、東急百貨店（東京都渋谷区）が運営するデパ地下のエッセンスを凝縮した「東急フードショースライス」が出店。駅から街への通り道に惣菜やスイーツなど全１１店舗の食物販ゾーンを展開する。
　また、３階には「東急ストア」、「カルディコーヒーファーム」が出店。さらにカルディコーヒーファームには、国内７店舗目となる「カフェカルディーノ」も併設され、コーヒーやワインのほかサンドウィッチなどの軽食が楽しめる。
　４階には公共施設として大田区立池上図書館が入る。「歴史ある門前町の未来がはじまる知の拠点～池上ならではのトキをつくる図書館～」をコンセプトとし、予約本自動受取機の設置、開館時間の延長など、地域の人々が気軽に利用できる開放的な空間を作る。その隣には「スターバックス」が出店し、図書館の本とスターバックスのドリンクを相互に持ち込むことが可能に。コーヒーとともに読書を楽しめる新たな空間が誕生する。
　その他、４～５階には保育園、学童保育、地域の一次診療所となる「池上総合病院のサテライトクリニック」、ジム・ヨガスタジオなどが充実。地域住民の暮らしを支える、駅直結の施設として期待されている。