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東急/横浜市 市内の郵便局に地域交流拠点
2020.12.21 11:21
東急(東京都渋谷区)が、横浜市青葉台の郵便局内の空きスペースを活用した地域交流拠点を開設する。
「青葉台」駅徒歩3分に位置する「青葉台郵便局」内の地域交流拠点「(仮称)青葉台郵便局プロジェクト」は、2021年4月上旬に開業予定。4階建ての郵便局の2~3階をリノベーションするもので、横浜市と東急が2012年4月に締結した「次世代郊外まちづくりの推進に関する協定」に基づく取り組みの一環。コワーキングスペースや小規模オフィスの設置により「働く」機能を導入し、「住む」、「働く・活動する」が融合した自由で豊かな新しいライフスタイルの実現を推進する。
2階エリアは、テレワークなどで利用できるワークラウンジや、交流の場となるブックラウンジ、イベントやセミナーでの利用が可能なワークショップスペースで構成する。ワークショップスペースでは、青葉台エリアの郵便局や、商店街・大学などと連携し、地域活性化に貢献するワークショップやイベントなどを開催することで、地域の交流拠点を目指す。
3階エリアは小規模オフィスが並ぶ。横浜市による「郊外部における働く場の創出事業」の拠点として位置付けた企業や地域の事業者向けで、持続可能な郊外住宅地のオフィスビジネスも検証を行う。
開設に向けてのプレイベントとして、今月から「働く」、「子育て」をテーマに、地域住民と青葉台の魅力を再発見するワークショップを計2回開催する。
東急と横浜市は「たまプラーザ駅北側地区」などのモデル地区を中心に、田園都市線沿線エリアの新しい働き方・暮らし方やコミュニティ形成の提案など、郊外住宅地の課題解決や新たな価値創造に取り組んできた。今回の青葉台エリアでの展開も、モデル地区で得た知見やノウハウを活かしたもの。