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京阪電鉄不動産、ダイワハウスと合弁でニューヨーク・マンハッタンにおける複合超高層マンション事業に参画
2020.12.21 11:18
京阪電鉄不動産(大阪市中央区)は15日、大和ハウス工業(大阪市北区)の米国現地法人Daiwa House Texas Inc.(米国・テキサス州、ダイワハウス テキサス)と合弁契約を締結し、ダイワハウス テキサスなどが米国ニューヨーク州マンハッタンにて開発中の「100クレアモントアベニュープロジェクト」に参画すると発表した。
同プロジェクトは、ダイワハウス テキサスがLendlease Americas Inc.(米国・ニューヨーク州、レンドリース アメリカズ)およびL+M Development Partners Inc.(米国・ニューヨーク州/エルアンドエム デベロップメント パートナーズ)と行う複合型超高層分譲マンション事業。京阪電鉄不動産は、ダイワハウス テキサスの同プロジェクトにおける持分の一部を取得することにより参画する。
同プロジェクトでは、ユニオン神学校のキャンパス内に複合型超高層分譲マンションを建設。建設場所はコロンビア大学などの教育施設や文化施設が建ち並ぶ、ニューヨーク州マンハッタン「モーニングサイドハイツ地区」に位置している。また、ハドソン河畔の「リバーサイドパーク」や、かつて日本人コミュニティーが約2000本の桜を寄贈した「サクラパーク」にも近接する恵まれた環境となっている。
建設予定のマンションは「モーニングサイドハイツ地区」において最大の超高層建築物となる予定で、鉄筋コンクリート造地上41階建て(高さ144m)、敷地面積1617㎥、延床面積約3万3000㎥。ユニオン神学校の教育施設や教職員住宅で構成され、販売住戸は165戸となる。販売開始は2021年8月以降、竣工は2023年3月を予定している。