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「あべのハルカス」内カフェにテレワーク可能な新区画を増設

2020.12.21 11:16

 近鉄リテーリング(大阪市天王寺区)は、「あべのハルカス」17階の「カフェチャオプレッソ あべのハルカス店」を拡大し、テレワークも可能な新区画「カフェチャオプレッソDue」を21日にオープンした。
 働き方や暮らし方が急速に変化する中、会社や学校、自宅以外の作業スペースに対する需要の高まりを受けた施策。新区画には20席のカフェスペースと喫煙ブースの他、有料のプライベートルームを10室設置。同社初のプライベートルームを備えた店舗として開業した。営業時間は平日7~21時、土曜8~21時、日祝8~20時。
 プライベートルームは全室にコンセントと利用者専用の高速・大容量のWi-Fiを完備。30分300円+別途ワンドリンク制の短い時間から利用できるシステムとし、60分500円、90分700円(共に別途ワンドリンク制)の料金プランも設定。コーヒーバリスタが淹れる本場イタリアのエスプレッソを味わいながら、落ち着いた環境下でテレワークや勉強ができる。
 空き状況は店舗入口のサイネージ画面および専用ウェブサイトで確認可能。同社では「あべのハルカス」で働くオフィスワーカーにもアピールし、打ち合わせや作業、休憩時などの利用を増やしていきたいとしている。




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