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東急ベカメックス ベトナム・ビンズンで「(仮称)SORA gardens SC(第1期)」開発着手

2020.12.28 14:15

大型ショッピングセンターを2023年春に開業へ
 東急(東京都渋谷区)の子会社であるBECAMEX TOKYU CO.,LTD.(ベトナム・ビンズン省、ベカメックス東急)は23日、ベトナム・ビンズン省の省都ビンズン新都市において、初の大型ショッピングセンターとなる「(仮称)SORAgardensSC(第1期)」を2023年春に開業予定であると発表した。
 同施設は、ビンズン新都市の玄関口となる複合型ショッピングセンター計画の第1期開発。2万㎡の敷地に地上2階一部4階、延床面積2万1500㎡の建物を建設し、賃貸面積は1万4500㎡。2023年春の開業を予定している。ビンズン省およびビンズン新都市の経済成長に合わせて、隣接する住宅エリアと一体となった開発を段階的に推進し、ベトナム南部エリア最大級となる複合商業施設を目指す。
 核テナントとしてイオンが5000㎡を使用。新コンセプトのコンパクト型総合スーパーをビンズン新都市に初出店する。また映画館やファッション、レストラン&カフェ等のテナントが出店し、新しいライフスタイルを提供する予定だ。
 ビンズン省は、ベトナム最大級の都市であるホーチミン市の北部に隣接する人口約260万人の都市。東急は2012年から8年間、ビンズン新都市において、現地の文化・慣習と融合した街づくり「東急ビンズンガーデンシティ」プロジェクトを推進している。今後も、ホーチミン市をつなぐ新たな路線バスの整備を行うなど、さらなる開発の推進により人口流入を促進し、ビンズン新都市の発展に貢献していく。




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