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ダイビル　札幌市の「PIVOT」再開発のため閉館へ

2022.05.30 14:19

　ダイビル（大阪市北区）は、札幌市中央区南２条西４丁目に所有する商業ビル「ダイビルＰＩＶＯＴ」、「ダイビルＰＩＶＯＴ　西館（ペンタグラムビル）」と「ダイビルＰＩＶＯＴ　南館」について、再開発に向け閉館を決定したと発表した。２０２３年５～１０月にかけて閉館する予定としている。３館は隣接しており、２０１９年１１月に将来的な再開発を目的にダイビルが取得していた。
　１９６９年竣工の「ダイビルＰＩＶＯＴ」は延床面積２万８１４㎡、地上９階地下３階。１９８５年竣工の「ダイビルＰＩＶＯＴ　西館（ペンタグラムビル）」は延床面積２１４㎡、地上３階。敷地面積は両ビルで合計２７９０㎡。いずれも２０２３年５月末に閉館する予定。１９６９年竣工の「ダイビルＰＩＶＯＴ　南館」は敷地面積３２３㎡、延床面積２５６７㎡、地上７階地下２階。閉館時期は２０２３年１０月末を予定している。
　今回の再開発は、ダイビル初の地方都市での事業となる。同社では、「今後、札幌市をはじめ関係各位と協議のうえ、当社初の札幌エリアにおける新規プロジェクトとして、人々に親しまれ街の活性化に貢献する計画となるよう検討を進めてまいります」とコメントしている。