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「しんきん事業承継コンソーシアム」構築　専門機関と連携、事業承継の相談をワンストップで

2021.01.12 11:42

　信金中央金庫（東京都中央区／信金中金）は４日、事業承継の相談をワンストップで受け付ける「しんきん事業承継コンソーシアム」を構築したと発表した。新型コロナウイルスの影響により信用金庫取引先における事業継続意欲の減退が危惧されるなか、信用金庫を通じて事業承継の相談をワンストップで受け付け、適切な外部専門機関をコーディネートするために構築されたもの。
　「しんきん事業承継コンソーシアム」は、事業承継にかかる課題に関して専門的な知見を有する複数の外部専門機関と連携し、取引先に対して最適な解決策を提案することで、事業承継を円滑に進めることを目的としている。同コンソーシアムへの参加専門機関は、信金キャピタル（東京都中央区）、トランビ（東京都港区）、日本経営グループ（大阪府豊中市）、メディヴァ（東京都世田谷区）、髙野総合会計事務所（東京都中央区）、ミロク情報サービス（東京都新宿区）、日本プライベートエクイティ（東京都千代田区）、パーソルキャリア（東京都千代田区）、サーキュレーション（東京都渋谷区）、ライトアップ（東京都渋谷区）、あおぞら債権回収（東京都千代田区）、中小企業基盤整備機構（東京都港区）。
　信金中金は、引き続き信用金庫による取引先の事業承継への取組みを支援するソリューションの拡充に努め、地域社会の持続的な繁栄に貢献していくとしている。