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三菱地所 全保有ビルを再エネ電力に
2021.01.25 15:31
三菱地所(東京都千代田区)が、保有するビルで使用される電力を再生エネルギー由来(再エネ電力)にしていくと発表した。順次導入し、2022年度にはすべてのビルの電力を再エネ電力とする。同社のビルに入居するテナントも再エネ電力を使用しているとの認定が受けられる。
まず2021年度より「丸ビル」や「新丸ビル」など丸の内エリアに所在する同社所有の18棟と「横浜ランドマークタワー」の計19棟、延床面積計約250万㎡の全電力を再エネ電力とする。これによるCO2削減量見込みは年間約18万トン。丸の内エリアだけで役16万トンの削減を見込み、これは同社所有ビルのCO2排出量の約8割に相当する。
三菱地所グループでは昨年から2050年までにCO2排出100%を削減する「RE100」に参加。2030年までに25%削減する中間目標を前倒しで達成する。