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シーアールイー 「ロジスクエア松戸」開発始動
2021.02.08 11:32
シーアールイー(東京都港区)は1日、千葉県松戸市松飛台において物流施設の開発用地を確保し、2023年春頃の竣工に向けて「ロジスクエア松戸」の開発プロジェクトを始動したと発表した。
開発地は松飛台工業団地内に位置し、都心部から約20km圏内。7932㎡の敷地に、地上4階建て、延べ面積約1万5654㎡の物流施設を建設する。東京外環自動車道「松戸IC」より約7・7km、「市川北IC」より約7kmのアクセスを生かし、首都圏の大消費地への配送はもとより広範なエリアをカバーする。従業員確保の観点においては、最寄りの北総鉄道北総線「松飛台」駅から約900mと徒歩圏であり、同工業団地周辺に住宅が密集していることからも優位性を備えた立地と想定している。
同社は、物流不動産を中心に約1600物件、約530万㎡の不動産を管理・運営。物流不動産に特化した管理会社としては、国内最大級の規模を誇る。物流不動産開発についても、現在6物件の開発を進めており、機能性・汎用性を兼ね備えた物流施設の提供を継続していく考えだ。