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月36万円で帝国ホテルに住める サービスアパートメント事業を開始

2021.02.08 11:33

 帝国ホテル東京は1日、新規事業となる『帝国ホテル サービスアパートメント』を開始(予約開始2月1日、入居開始3月15日)すると発表した。
 『帝国ホテル サービスアパートメント』は、ホテルのリソースを活用し旅館業法下で行う「ホテル内サービスアパートメント」という新しい住まい方を提案する新規ビジネス。同事業の開始にあたり、タワー館の客室3フロアの一部を改修し、99室のサービスアパートメントを用意した。旅館業法に則った事業のため、一般的なサービスアパートメントのような煩雑な契約はなく、都心での生活をスタートすることができる。
 客室内にキッチンや大型冷蔵庫などは設置されないが、専属サービスアテンダントによる24時間対応のサービスをベースに、日々の生活に必要な食事や洗濯などはサブスクリプション方式で提供し、ホテルならではのサービスや設備を活用して滞在できる。アパートメントフロアには共同利用スペースの「コミュニティルーム」を設置。朝食のパンを無料で提供するほか、洗濯乾燥機、電子レンジなどを自由に利用できる。
 長期滞在も短期滞在も可能な料金体系とし、スタジオタイプ(約30㎡)の場合は月額36万円(税・サービス料込)。最低宿泊日数は5泊からで15万円(税・サービス料込)となる。同ホテルでは、エグゼクティブ層を中心とした第2の仕事場としての利用やセカンドハウスとしての利用、企業規模でのBCP対策などの需要を見込んでいる。




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