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「恵比寿ガーデンプレイス」の商業施設がリニューアル

2021.02.15 12:30

 サッポロ不動産開発(東京都渋谷区)は、渋谷区恵比寿で運営する複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」商業棟を2022年秋にリニューアルオープンする。それに先駆け、2022年春にオープンする食料品・生活雑貨などのフロアテナントを発表した。
 今回リニューアルオープン予定の商業棟は面積約2万2000㎡、地上2階から地下2階。地下2階は食料品・生活雑貨のフロアとし、地上2階はワークプレイスに。地下1階と地上1階のリニューアル内容は検討中としている。
 地下2階にはスーパーマーケット「ライフ」、1885年創業の老舗「明治屋恵比寿ストアー」、また、ドラッグストア・生活雑貨の店舗として、「トモズ」の出店が決定した。
 「ライフ」には自然の恵みをいかしたオーガニック食品や健康にこだわったナチュラルスーパーマーケット「BIO-RAL」を併設予定。「明治屋恵比寿ストアー」は、生鮮品に加え直輸入商品やこだわりの食材を扱い、幅広いニーズに応えられる商品をラインアップする。「トモズ」はガーデンプレイス内2店目の出店で、医薬品・化粧品から日用品まで取りそろえる。地下2階は1300坪を超える地域最大級の食品・生活雑貨の売り場となり、サッポロ不動産開発では「日々の買い物を便利に、おいしさと楽しさも感じていただけるフロアを目指す」としている。
 広いテラスが特徴的な2階は、心地よく仕事と向き合えるワークプレイスにリニューアルする。室内とテラスがシームレスに繋がり、自然を感じながらの仕事が可能になるなど、ニューノーマルのニーズにもあわせ「Well-being」な働き方を実現するワークプレイスだ。思い思いのスタイルで、フレキシブルに働ける環境を提供する。
 商業施設のコンセプトは「Social Living」。日常品が揃うスーパーマーケット、こだわりのフードマーケットを中心に地域の豊かな暮らしを支えるとともに、ニューノーマル下での働き方を提案するオフィスや未来志向のコンセプトストア等により、人々の暮らしをサポートする。




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