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JR東日本 シェアオフィス事業を拡充 2023年度中に1000拠点へ
2021.02.15 12:25
ジムやコンビニ、カフェなどにも
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区、JR東日本)は8日、今後新たにワークブース「STATION BOOTH」などを21カ所で開業すると発表した。2020年度内にシェアオフィス「STATION WORK」も100カ所に拡大する。
同社で運営するワークブース「STATION BOOTH」とワークスペース「STATION DESK」は、ニーズの高い都心エリアや首都圏通勤路線駅への展開を進めるとともに、東北信越エリアの主要駅、および「秋田」駅、「盛岡」駅、「新青森」駅、「新潟」駅、「長野」駅、「軽井沢」駅などにも展開する。
シェアオフィス「STATION WORK」は、ライフスタイル提案型へと進化させる。従来の駅を中心とした展開から、ゆったりと個室で仕事ができるようホテルとの提携を積極化。グループで運営する「JR東日本ホテルメッツ」全29館をはじめ提携ホテルを拡充させ、客室のワークスペース化を進めていく。
「STATION WORK」は、フィットネスジム「JEXER 新宿」やコンビニエンスストア「NewDays JR仙台イーストゲートビル店」にも展開。ジムやコンビニ、カフェといったライフスタイルに欠かせない場所での展開も図る。また首都圏を中心としたネットワークから、東北信越エリアまでの東日本エリア全域へ進出。より多くの顧客が便利に利用できる環境を整える。
同社ではこうした展開を加速させ、運営するワークスペースを2023年度中に1000カ所まで拡大する計画だ。