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和歌山市内の空きビルを再生し花×カフェ×宿泊×スタジオに 「ボンドビル」4月オープン
2021.03.15 11:09
生花・観葉植物販売や店内装飾などを手掛けるBond(大阪市中央区)は4月下旬、和歌山市にカフェと花をコンセプトにした複合ビル「ボンドビル」をオープンさせる。
「ボンドビル」は和歌山県和歌山市坊主丁にある3階建てのビル。地域に根ざしたコミュニティー空間を創り、同世代の人々を取り込み、街を活性化していく場所を作るために、空きビルを活用した複合施設としてオープンする。
1階はカフェとフラワーショップ。シンプルで広々とした店内にカフェと花屋を配置し、ワークショップやドリンクカクテルのイベントも予定。外観にはビル名の由来でもあるヤドリギを使い、開放感のある入り口を設けた。外でもコーヒーを楽しめるよう、テラス席も用意する。
3階はスタジオ兼、1日1組限定で宿泊できるゲストハウス。植栽を多く配置した居心地の良い空間で、写真撮影やヨガ、ピラティスも可能なスタジオスペースとしても使用出来る。
屋上には宿泊者や、ヨガ、ピラティスを行った人が汗を流せるルーフトップバスを設置。ハーブの香りを感じながら疲れを癒やすことができる。天気が良い日はヨガや食事を楽しむ事も可能だ。
建物には広々とした大新公園が隣接しており、ピクニックやペットと散歩も楽しむことができる。ここでもヨガやピラティスを実施し、美と健康を提供する。また徒歩15分ほどで和歌山城にもアクセスできる。
Bondでは「ボンドビル」を多くの人に知ってもらため、4月25日までクラウドファンディングを実施している。支援者にはドリンクチケットや花が送られる。