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ロジランド 埼玉県春日部市で物流施設着工 同市内に3件ドミナント進める
2021.05.24 11:22
ロジランド(東京都渋谷区)は17日、埼玉県春日部市内で同社2件目となる大型物流施設「LOGI LAND 春日部2.」を開発すると発表した。着工は今年6月、竣工は2022年5月を予定している。
同施設は敷地面積9789㎡、延床面積1万9371㎡、鉄骨造地上4階。東武アーバンパークライン「藤の牛島」駅から約1・4km、国道16号と同4号が交差するエリアに位置し、東北自動車道「岩槻」I・Cと常磐自動車道「柏」I・Cからもアクセス可能だ。宅配便の主要ターミナルも近く、E-コマースの物流拠点として高い需要が見込まれている。周辺には住宅地も多く従業員確保にも優位で、物流拠点としてポテンシャルが高い。
施設は床荷重1・5t/㎡、梁下天井有効高5・5m、柱スパン10m以上を確保し、環境配慮から全館LED照明を採用。BCP対策として、浸水リスク低減のために電気設備の架台を引き上げたうえ、停電時に電力の一部をカバーする非常用発電機も採用する。
同社はすでに、春日部市内で3件目となる「LOGI LAND 春日部3.」の開発用地も取得している。埼玉県羽生市でも3物件を開発中で、春日部市においてもドミナント戦略により大型物流施設開発を加速させる。