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森ビル 「虎ノ門・麻布台プロジェクト」などでLEED・WELL予備認証取得
2021.05.31 11:02
森ビル(東京都港区)が推進する「虎ノ門・麻布台プロジェクト」と「虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト」が、国際環境性能認証制度「LEED」のエリア開発を対象とした「ND(Neighborhood Development)」カテゴリーにおいて、最高ランクのプラチナ予備認証を取得した。
「虎ノ門・麻布台プロジェクト」NDプラチナランクの取得は都内初、「虎ノ門ヒルズエリアプロジェクト」はそれに次ぐ2番目の事例。都心部の複合開発でのプラチナ取得は、世界的にも稀という。
また「虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区」と「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー(A-1街区)」は、人々の健康などに建物が及ぼす影響に着目した「WELL(WELL Building Standard)」の予備認証を取得した。竣工後には最高ランクのプラチナ認証を取得する見込み。なお「虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区」は、予備認証取得済み物件として世界1位の面積となる。
今回「虎ノ門・麻布台プロジェクト」でLEED認証に評価されたポイントは、「多様な都市機能を有する複合開発」、「広場を中心にしたウォーカブルな街」、「再生可能エネルギーによる電力の供給」など。「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」では「地下鉄新駅などの公共交通機関との一体整備」、「地域の高いエネルギー効率」などが高く評価された。加えて、両プロジェクトともに「地元の地権者と共に推進する都市づくりへの姿勢」が評価された。
WELLの予備認証は「虎ノ門・麻布台プロジェクトA街区」、「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー(A-1街区)」ともに、「開発コンセプトに沿った都市づくりの推進」、「広場を中心とした緑化」「空調機の高性能のフィルタ設置による高い空気質環境」、「カフェでの健康的な食事の提供」「広場やデッキ歩行による運動の促進」などが高く評価された。