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「CROSSCOOP 福岡天神」天神ビジネスセンター内に来年6月オープン

2021.06.07 11:07

 ソーシャルワイヤー(東京都港区)は、福岡市が推進する再開発促進事業「天神ビッグバン」第1号案件で、福岡地所(福岡市博多区)が手掛ける「天神ビジネスセンター」内に、レンタルオフィス「CROSSCOOP 福岡天神」を開設すると発表した。
 福岡地所は、福岡のアジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するべく、今年9月末の竣工予定に向けて「天神ビジネスセンター」の建設を進めている。同ビルは延床面積6万1000㎡、地上19階地下2階の大規模免震構造の建物で、福岡市営地下鉄空港線「天神」駅に直結する。コロナ禍への対応として、建築基準法で定められた換気量を上回る換気設備や非接触でエレベーターに乗車でき目的階に行けるシステムなど、最先端の感染症対策を装備した、国内でも有数のオフィスビルとなる予定。
 「CROSSCOOP 福岡天神」は施設規模約2353㎡、座席数500席、会議室6部屋のレンタルオフィスとなる予定。セミナールーム、ラウンジスペース、ウェブブース、コワーキングスペース、カフェスペースを備える。開設日は2022年6月となっている。
 ソーシャルワイヤーはアジアの玄関口である福岡市の立地特性を生かし、海外からの積極的な企業誘致も目的として、「天神ビジネスセンター」に開設することを決定した。




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