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「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」本格始動 西新宿に40階・470戸のタワマン
2021.06.21 13:48
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、東京都新宿区で権利者と推進している「西新宿五丁目中央南地区第一種市街地再開発事業」の権利変換計画について、今月16日に東京都知事の認可を受けたと発表した。
同プロジェクトは西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合が施行するもので、計画地はJR「新宿」駅より北西約1・2kmに位置する約0・8haの区域。地区内は老朽化した木造密集住宅や細街路などで構成されており、2014年4月には不燃化推進特定整備地区に指定されるなど、都市防災性の向上と複合市街地としての都市機能の更新が求められている。
計画では、敷地面積5922㎡、延床面積5万3742㎡、地上40階地下1階、免震構造(中間免震)の住宅棟に住宅470戸を整備するとともに、商業・業務・保育所からなる地上4階建ての施設棟を設ける。複合市街地形成による定住人口増加を図りつつ、安心して子育てできる環境を整える計画だ。また、地域に開かれたオープンスペースとして広場や歩道状空地を整備し、災害時の避難スペース・緊急車両の進入経路を確保するほか、建物内には災害時の一時滞在スペースを設定、食料等の備蓄も行うことで、地域の防災性向上を図る。
今年度中に着工し、竣工は2024年度を目指している。