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テレキューブがスペースマーケットで利用可能に 両運営会社が業務提携、予約・決済・解錠まで完結
2021.06.21 13:44
16日、スペースマーケット(東京都渋谷区)とテレキューブサービス(東京都千代田区)が業務提携した。
スペースマーケットは、掲載数1万5000件を超える日本最大のスペースの時間貸しプラットフォーム「スペースマーケット」を運営し、昨年8月からはワークスペースに特化した「スペースマーケットWORK」を提供している。
テレキューブサービスは、個室型ワークブース「テレキューブ」をオフィスビル共用部や鉄道の駅、商業施設などの公共空間に設置。外出時や移動時など、「いつでも」「どこでも」働くことができる環境の整備を進めている。
今回の業務提携により、両社は「スペースマーケット」と「テレキューブ」をAPI連携させた。これにより、全国約100カ所で170台設置されている「テレキューブ」を「スペースマーケット」上で予約・決済でき、利用当日のテレキューブの解錠についても、スペースマーケット上で一貫して行うことが可能となった。
「テレキューブ」は、働き方改革に伴うテレワークニーズの高まりを受け、オフィスや自宅に次ぐ「第3の仕事場」として認知が進み、利用者および会員数が伸び続けている。最近では、仕事以外でも就職面接や動画コンテンツなどを楽しむスペースとして利用され、使い方が大きく広がっているという。
両社は今後も、多様なスペースの提供を通じて、多様な働き方や利用ニーズに応えていきたいとしている。