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「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」始動
2021.06.29 12:19
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)、野村不動産(東京都新宿区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)の3社は21日、東京都荒川区において推進している「三河島駅前北地区第一種市街地再開発事業」が東京都より都市計画決定の告知を受けたと発表した。
同再開発の事業地は、JR常磐線「三河島」駅の北側に位置する約1・5haの区域。地区内には老朽化した木造建物が多く土地の有効利用が十分になされていないため、駅前にふさわしい住宅(約760戸)、商業、業務施設、体育館を一体で整備する。敷地面積9900㎡、延床面積8万9600㎡のビルを新築し、地域の玄関口としての賑わいと新たな魅力を創出する。
また、建築物の耐震化を進めるとともに、災害時の一時滞在施設や防災備蓄倉庫を設置。駅利用者の円滑な歩行者動線や安全性に配慮した周辺道路も整備し、地域の防災性・快適性を向上させる計画となっている。
今後のスケジュールは、2022年度に再開発組合設立認可を予定し、2023年度の建築工事着工、2026年度の竣工を目指す。