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さいたま新都心に1400戸超の大規模開発「SHINTO CITY」第1期まちびらき
2021.07.12 10:47
東京建物(東京都中央区)、住友不動産(東京都新宿区)、野村不動産(東京都新宿区)、近鉄不動産(大阪市天王寺区)、住友商事(東京都千代田区)、東急不動産(東京都渋谷区)の6社は、さいたま新都心で推進中の複合開発「SHINTO CITY(シントシティ)」の1.街区が3月に竣工し、第1期まちびらきを迎えたと発表した。今月4日には、オープニングイベント「OPEN CAMPUS」を開催した。
「SHINTO CITY」が立地するのはさいたま市大宮区のさいたま新都心エリア。1.~3.までの3街区からなり、1.~2.街区は敷地面積1万8800㎡。ここに総延床面積9万2725㎡、鉄筋コンクリート造、地上15階の分譲マンションなどが建ち並び、総戸数は1000戸。3.街区は敷地面積7379㎡、総延床面積3万3377㎡、鉄筋コンクリート造地上15階の建物数棟からなり、総戸数は411戸。オープンした1.街区は3棟で、605戸が入居を開始した。
街区内には独自の自治会が設立され、居住者間の交流を促進するほか、周辺地域の住民とも連携しながら「普段は楽しく、有事の際には助け合える」コミュニティの形成を目指す。今回のイベントを始め、今後も継続して積極的なコミュニケーションを図るための体制を整えている。事業主6社ではイベント等の定期開催により地域住民との繋がりを深め、地域の更なる発展と安全・安心・快適なまちづくりに貢献していくとしている。
今回のイベントは会場からネット配信で行うなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策にも配慮。セレモニーには近隣町会長、土地区画整理事業の地権者、近隣企業も来賓として出席し、まちびらきを地域全体で盛り上げた。
「SHINTO CITY」2.街区と3.街区の竣工は、12月を予定している。