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「ヨコハマSDGsデザインセンター」が「横濱ゲートタワー」に移転へ
2021.07.19 12:01
住友生命保険(大阪市中央区)、鹿島建設(東京都港区)、三井住友海上火災保険(東京都千代田区)は、神奈川県横浜市のみなとみらい21中央地区58街区で開発を進める「横濱ゲートタワープロジェクト」において横浜市と連携協定を締結し、横浜市の取組みを協働で推進すると発表した。「SDGs未来都市」の実現に向け3社と横浜市は一層の連携を図るとともに、イノベーション創出につながる空間整備やSDGs達成に向けた活動を展開していく。
取組みの一環として、横浜市が運営する施設「ヨコハマSDGsデザインセンター」を「横濱ゲートタワー」へ移設する。同施設はSDGsの達成に向けて、市民・事業者のニーズ・シーズのマッチング等を通じて、脱炭素社会の実現にも資するイノベーションの創出を加速させるとともに、SDGs未来都市の取組みについて効果的な情報発信を行うことなどを目指して設立されたもの。
「横濱ゲートタワープロジェクト」は、「横浜」駅からみなとみらい21地区への玄関口となる9300㎡の敷地に、延床面積8万4000㎡、S造、地上21階地下1階の複合ビルを建設するもので、2022年3月のグランドオープンを予定している。
オフィスフロアは賃貸するほか、一部を事業者が自社利用する予定。そのほか、貸会議室やクリニックなどオフィスワーカーが快適に働ける環境を提供するほか、横浜の新たな名所としてプラネタリウムを併設するなど、にぎわいを創出する建物としても期待されている。
横浜市は「SDGs未来都市」として、市民・事業者との連携により、SDGsの達成に向けた様々な取組みを進めている。その一環として、SDGsに取り組む中間支援組織「ヨコハマSDGsデザインセンター」を2018年1月から開設しており、相談窓口機能設置や、SDGs未来都市・横浜の取り組み発信など、SDGs達成に向けた活動を推進してきた。