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ワイズホールディングス 1万円から出資できるクラファン型不動産投資「利回り不動産」の提供を開始
2021.07.19 11:35
ワイズホールディングス(東京都港区)は、1万円から出資できるクラウドファンディング型不動産投資「利回り不動産」の提供を13日から開始した。
「利回り不動産」は購入時に多額の資金が必要となる不動産物件を小口化し、少額かつ短期間で投資を開始することができる不動産投資サービス。その大きな特徴は3つある。
第一は、1口1万円からの少額投資がウェブで可能なこと。申込み手続きがウェブサイトで完結するため、柔軟な投資活動を行うことができ不動産投資経験がなくても気軽に始めることが可能だ。
第二は、優先劣後出資で投資家の損失を抑える仕組みを持つこと。運用終了時の不動産売却損失が生じた場合でも、投資家出資分が「優先出資」となり、同社出資分が「劣後出資」となる。劣後出資の範囲内でまずは同社が優先的に損失を負担するため、投資家が出資した元本の損失をできる限り抑える仕組みとなっている。
第三は、賃貸管理や運用の手間がかからないこと。賃貸管理や運用はワイズグループが行い、投資家の手間を最大限抑える。投資を行う上で必要な物件情報、マーケット分析等は正確に開示し、納得して投資できる運用体制を整えている。
不動産投資には「多額の投資資金が必要である」というイメージや、投資リスクに対する不安を持つことが多い。同社はそうしたイメージを払拭し、より多くの人が気軽にかつ安心して投資活動を行えるサービスの提供をめざしている。