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三菱地所 「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」建替えに向け23年めどに閉館へ
2021.08.03 11:18
三菱地所(東京都千代田区)は、東京都千代田区有楽町に所有する「有楽町ビル」と「新有楽町ビル」の建替えに着手すると発表した。建替えスケジュールは未定だが、両ビルとも2023年をめどに閉館する予定。
いずれもJR「有楽町」駅前に立地し、「有楽町ビル」は敷地面積3551㎡、延床面積4万2159㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造地下5階地上11階。1966年の竣工から約55年が経過した。
「新有楽町ビル」は敷地面積7233㎡、延床面積8万3023㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造地下4階地上14階。1967年の竣工から約54年が経過している。
三菱地所は、両ビルの建替えでテナントニーズの高度化や脱炭素社会の実現に向けた社会的要請への対応強化、災害時における事業継続性を意識した防災機能の強化等の機能更新を図ると共に、有楽町エリアの上位計画で定められている魅力あるまちづくりに貢献するとしている。