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ALSOK　マイナンバーカードを利用したオフィスセキュリティを提供へ

2021.08.23 14:54

　ＡＬＳＯＫ（東京都港区）は、官公庁・地方公共団体・国立大学法人等でマイナンバーカードを職員証として利用する動きをうけ、従来のＡＬＳＯＫセキュリティカードや社員証ＩＣカードに加え、マイナンバーカードによる出入管理の認証や警備のセット・解除に対応したオフィスセキュリティを提供開始した。
　これにより、施設利用者は携行するＩＣカードが減り、施設管理者としてもＩＣカードの貸与・返納に関する管理やコストを削減できる。
　対応商品は「ＡＬＳＯＫ－Ｇ７」などの機械警備サービスと出入管理システム。１ゲートから設置でき、導入コストを抑えられる中小規模向け「照合装置システムＰＲ－Ｃ５０４」、中規模向けで全国の拠点を本部で一元管理できる「ＧＴＡＣＳ２．」にて、カードリーダーの変更で利用が可能となる。
　認証にはマイナンバー（個人番号）は利用しない。マイナンバーカードに搭載されたＩＣチップの空き領域に搭載されたアプリケーションに書き込まれる利用者番号を使用して認証をおこない、マイナンバーの流失防止にも配慮している。