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アスタリスクが新本社ビルの建設を発表 ショールームも併設 研究開発の新拠点に

2021.08.23 14:56

 アスタリスク(大阪市淀川区)は16日、本格的な研究開発のための新拠点となるビル「AsTech Osaka Building」を建設すると発表した。
 同社は画像認識やRFID、センサーなど、「モノ認識」における独自技術の開発行っている。業務のDX化において欠かせない「モノ認識」技術を全世界に展開できる体制を整えるとともに、その技術の知財的価値の確立も喫緊のテーマとしてとらえ新たな開発拠点を構築する。
 建設予定地(大阪市淀川区)は、大阪市の幹線道路である淀川通り沿いの角地。「新大阪」駅はもちろん、「南方」駅、「十三」駅も利用できる利便性の高い場所となっている。土地の取得および登記が完了して現在設計を進めており、建築許可が下りしだい着工する。
 新社屋となる同ビルは、鉄筋コンクリート造、地上9階、延床面積約1300㎡を予定。住居スペースおよび最上階には屋上テラスも計画している。竣工予定は2022年12月。新技術の研究開発施設に加え、新製品の開発や検査設備なども充実させる考えで、品質強化、サポート力の強化を目指す。また、ユーザーが製品やソリューションを体感できるショールームも併設する。




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