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需要が激減した民泊施設が「貸切専用フィットネスジム」に

2021.08.23 14:57

 daxia(東京都港区)は24日、民泊事業からの業種転換1号店となるフィットネスジム「Sanitas(サニタス)六本木店」を開業した。
 同施設はコロナ禍において需要が激減した民泊施設を「貸切利用」のフィットネスジムに転換したもの。会員制・貸切・非対面利用とすることで、ニューノーマル時代に相応しい環境を実現した。「体と心を結ぶ」をコンセプトに、トレーニングやヨガに加え、都内でも数少ないマインドフルネス(瞑想)フロア併設のフィットネスジムとして運営。在宅勤務や外出制限などのストレス解消を求める幅広い年代層をはじめ、運動習慣を大切にするシニア層のニーズにも応える。
 立地は東京メトロ「六本木一丁目」駅から徒歩約6分、同「六本木」駅からは徒歩約7分。「谷川ビル」の2~3階にある。2階は体の健康づくりのための「フィットネス」フロア、3階は心の健康づくりのための「マインドフルネス&ヨガ・ストレッチ」フロアの2フロア構成。フロア貸切型のため、予約した時間は家族や友人などに限った利用となる。両フロアともに同施設所属トレーナーとのセッション(別途料金)も提供。子どもの利用も可能とし、子ども向けのパーソナルトレーニングも提供する。
 2階のフィットネスフロアには、スミスマシン・有酸素マシン・子ども向けボルダリング等の多様なマシンを設置。一流アスリートのトレーナーや理学療法士トレーナー等が所属しており、通常の指導からリハビリ、機能改善など、様々な要望に沿ったトレーニングが可能だ。
 3階はマインドフルネス&ヨガ・ストレッチフロアとなり、日本では数少ないマインドフルネス専用ルームを備えている。室内には専用コンテンツも用意されし、初めてでも簡単にマインドフルネスを実践できるという。また、同フロアにはヨガ・ストレッチルームも設けた。




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