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「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」スタート
2021.09.06 12:00
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)と首都圏不燃建築公社(東京都港区)は8月30日、東京都葛飾区で推進している「新小岩駅南口地区第一種市街地再開発事業」について、8月10日付で葛飾区から都市計画決定が告示されたと発表した。
事業エリアは、JR総武・中央線「新小岩」駅南口に位置する約1・5haの区域。区域内は駅前利用者が快適に過ごせる歩行者空間や潤いある緑地空間が不足していることに加え、建物の老朽化や防災上有効なまとまりのあるオープンスペースの不足等の課題が挙げられていた。
同プロジェクトでは、南口駅前広場等の整備により同駅周辺の回遊性・利便性を高めるとともに、不燃性・耐震性を備えた約580戸の住宅、商業・業務施設を一体で開発することで、駅前の防災機能の向上と新たな魅力の創出に寄与する。
新設される建物の敷地面積は約5600㎡、延床面積は約7万7110㎡。今回の都市計画決定を受け、2022年度に再開発組合設立・事業認可、2023年度には権利変換計画認可を予定。2024年度の本体着工、2028年度の本体竣工を計画している。
両社は駅前の賑わいを生み出すこの複合開発により、様々な交流と賑わいを創出。多様な世帯と世代が、ともに快適に暮らせる街づくりを目指す。