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三省堂書店が本社・本店ビルを建替えへ

2021.09.06 11:59

　三省堂書店（東京都千代田区）は、東京都千代田区神田神保町一丁目１番に所在する本社・本店ビルの建替えを決定した。解体は２０２２年４月より開始、その後２０２５～２０２６年頃の竣工を予定している。
　建替えは、隣接する第２・第３アネックスビルを含め敷地面積合計１７４５㎡。現社屋は、１９８１年３月に創業１００周年記念事業として竣工。大型総合書店として多くの利用客を集めた。近年は雑貨ショップ「神保町いちのいち」の併設など多角的な売り場構成としていた。建設から約４０年が経過し建物設備の老朽化が進んだことから、建て替えが決定した。
　今回の建替えに伴い建物内の本社部門は移転を予定。本社移転先と工事期間中の仮店舗は現在検討中という。新たな建物には、「本の街・神田神保町」にふさわしい「新・神保町本店」を検討している。