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森ビル 文化事業部・新領域事業部を新設 「文化」を取り入れた都市づくり さらなる強化・加速化を目指す

2021.09.06 11:55

 森ビル(東京都港区)は1日、「森アーツセンター」の役割を拡充・再編し「文化事業部」と「新領域事業部」を新設すると発表した。
 今回の「文化事業部」、「新領域事業部」の新設は、同社がこれまで取り組んできた「文化」を組み入れた都市づくりの一環。現在推進中の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」および「虎ノ門ヒルズステーションタワー」が開業し、「六本木ヒルズ」が20周年を迎える2023年とその先に向けて、「文化」を組み入れた都市づくりをさらに加速させるものだ。
 「文化事業部」は、森美術館、東京シティビュー、森アーツセンターギャラリー、ミュージアムショップ等の企画・運営を担い、各文化施設を横断的にマネジメントすることで相乗効果を生み出すとともに、ヒルズにおける文化・交流活動を強化する。
 「新領域事業部」は、アカデミーヒルズの運営に加えて、虎ノ門ヒルズエリアや虎ノ門・麻布台プロジェクトで推進中の新たな文化施設の企画を担当。「文化」、「芸術」、「科学」、「ビジネス」、「テクノロジー」などの多様な領域を融合させて新たな価値やコンテンツを生み出し、従来にはなかった新しい文化拠点の創出を目指す。
 同社はこれまでも「都市には経済活動を支えるだけではなく、豊かな都市生活を実現するための文化的魅力が不可欠である」との強い想いを持ち、「文化」を最も重要な要素の1つと位置づけ都市づくりに取り組んできた。
 今後も「文化事業部」と「新領域事業部」を両輪として、世界から人・モノ・金・情報を惹きつける「磁力ある都市づくり」を推進するとしている。




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