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住友不動産　防災訓練をリモートで実施

2021.09.06 11:44

　住友不動産（東京都新宿区）は東京消防庁渋谷消防署（以下「渋谷消防署」）と連携し、防災意識の共有と啓発を図るべく、「住友不動産渋谷ガーデンタワー」にてリモート防火防災訓練を行った。
　働き方の多様化やソーシャルディスタンスを保つ必要性を考慮すると、全てのテナントが一斉に避難する従来の形式で防火防災訓練を実施することは難しくなっている。一方で、有事の際に自衛消防隊が在宅勤務等でオフィスに出社していない可能性もある。
　そこで従来型の防火防災訓練は少人数にて実施した。現地にて参加することができなかった人には出社した際に「最低限行って頂く初動対応」を纏めた動画を作成し、Ｗｅｂ配信を行った。
　コロナウイルス感染拡大による働き方の多様化により、自衛消防訓練実施方法の相談増加や、有事の際の初動対応を学ぶ機会が減少している状況を踏まえ、渋谷消防署は独自に作成した「しぶチャレ！」を活用し、防火防災の知識・意識の向上を図っている。渋谷消防署は同社のオフィスビルに入居するテナントにも内容の説明を行った。