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プロパティエージェント 経済産業省が定める「DX認定取得事業者」に認定
2021.09.13 11:57
プロパティエージェント(東京都新宿区)は、経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX認定取得事業者」に1日付けで認定された。
DX認定制度は、経営ビジョン・ビジネスモデルの策定、DX戦略・組織体制の整備、ガバナンスシステムの構築等、優良な取り組みを行う事業者を経済産業省が認定する制度。今回、同社の取り組みが同省の定める認定基準を満たしていること、ステークホルダーへの適切な情報開示をしていることなどが評価され認定取得に至った。
同社は中期目標として売上高1000億円・時価総額1000億円達成を掲げており、この目標を達成するためにDXを推進し、「事業の成長戦略」と「社内の構造改革」を進めている。
「事業の成長戦略」では、顔認証IDプラットフォームサービス「FreeiD」を事業化。マンション、オフィス受付、決済サービス、施設入場等、全て「FreeiD」の顔認証だけでサービスを受けられる1億総顔認証時代を目指して事業を推進している。
「社内の構造改革」では、SFAツールのリプレイスと最適化を行うことで情報の一元管理とKPIの可視化を行い、1人当たりの生産性を1・5倍以上に。さらに、これまで手作業で行っていた不動産買取査定について、デジタル技術を用いた自動化システムを導入することにより一人当たり生産性を2倍にするとしている。