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「プロロジスパーク仙台泉3」開発決定 BTS、マルチテナントいずれも対応可能
2021.09.21 14:54
プロロジス(東京都千代田区)は、宮城県仙台市に、賃貸用物流施設「プロロジスパーク仙台泉3」の開発を決定した。
立地は宮城県仙台市泉区の「泉パークタウン」近接地に開発される。東北自動車道「泉」ICより約1・7km(車で約3分)と至近に位置し、東北6県への輸送・配送拠点として最適な立地。幹線道路である国道4号と県道263号線の交差する角地に面しており、「仙台」駅からも約10kmと近く、仙台市中心部へのアクセス利便性も高い立地。さらに、地盤の良いエリアに立地しており防災性に優れる。用地は、2018年10月にヤマト運輸(東京都中央区)が「プロロジスパーク仙台泉2」に移転した跡地を、プロロジスが取得した。
同施設は、敷地面積約3万2000㎡、計画延床面積約5万、地上3階建て、BTS型(特定企業専用)物流施設、複数企業で利用可能なマルチテナント型のいずれにも対応可能な施設として計画している。
敷地利用計画や施設設計は、入居企業の業態に合わせて行う予定。冷凍冷蔵倉庫や重量物に耐えうる床の仕様、庫内空調および、マテハンやロボットなど省人化対応のための電力の供給などにも対応する。外構部分についても、専用待機場や洗車場など入居企業の要望に合わせた設備設置が可能であり、多様な物流ニーズに合わせて対応する。また、入居企業の利便性を考慮し、大型車両が2階部分へ直接アクセス可能なスロープの設置を検討している。マルチテナント型物流施設とする場合は、最小約2000坪からの利用を可能とし、4社程度での利用を想定。東北エリア全域への配送をカバーする拠点として、幅広い業種を想定し入居企業を募集する。
また、施設内には緊急地震速報システム、衛星電話、非常用発電機および給水設備を設置し、BCPをサポート。また、ESG推進のために自家消費の太陽光発電設置を検討している。