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神戸市/JR西日本/UR都市機構 「JR三ノ宮新駅ビル」と周辺を開発へ
2021.10.11 11:08
神戸市と西日本旅客鉄道(大阪市北区、JR西日本)、都市再生機構西日本支社(大阪市城東区、UR)の三者は、相互の連携・協力のもとJR「三ノ宮新駅ビル」及び三宮周辺地区の再整備を進めていくことに合意し、5日に協定を締結した。協定の名称は、「JR三ノ宮新駅ビル及び三宮周辺地区再整備の推進にかかる連携・協力に関する協定」。
神戸市は官民連携のもと、「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」及び「神戸三宮『えき~まち空間』基本計画」の実現を目指している。エリア内の6つの駅と周辺のまちを一体的につなぐ道路「三宮クロススクエア」などの人と公共交通を優先した空間創出や各鉄道間の乗り換えの円滑化を進めるとともに、回遊性の向上と賑わい創出を目指し三宮周辺地区の再整備に力を入れている。
JR西日本は、神戸線の要となるターミナル「三ノ宮」駅において新駅ビルの開発を検討。利便性の高い同駅が神戸の魅力を発信する場所となり、神戸の玄関口に相応しい景観を形成することを目指している。
これまでJR三ノ宮新駅ビル及びその周辺の整備については、神戸市とJR西日本の二者連携のもと検討が進められてきたが、より多様な都市機能の集積と沿道建築物と一体となった公共空間を創出するため、全国において鉄道駅を中心とする大規模な市街地整備を数多く手がけるUR都市機構が加わった。
今後、神戸市は事業実施に必要な行政手続き及び公共施設の整備を行い、JR西日本はJR三ノ宮駅新駅ビル開発計画を推進。UR都市機構は、公共空間の整備や民間開発等に対するコーディネートによる事業を推進する。